アイドルを好きになる理由

私は今の今までアイドルというものを好きになったことがない。一昔前だとAKB48だったり(今もだよ!という方ごめんなさい)、最近では乃木坂、櫻坂、日向坂、ほかにもk-popなど何かしらのアイドルが私が生まれてから社会現象になっているが、全く好きになったことがない。

すかしたり、アイドルの多い邦楽シーンを斜めに見ているわけではなく、私の周りにいわゆるドルオタがいなかったため、アイドルとあまりかかわりのない生活を送っていたためである。それゆえ何かのきっかけがあったら、好きになってしまう可能性もあるだろう。ただ今のところ運命のアイドルに出会っていないだけである。

だが実際出会っていないので、なぜアイドルをあんなにも応援するのかはあまりわかっていないのも事実である。ただこればっかりは人に教わったところで理解することができないものではないのかなと勝手に考察している。(生意気失礼)

よく「完璧なアイドルは売れない」、だとか「成長過程を見たいから応援するんだ!」とかいろいろな記事やツイートを見るが、言葉の意味は分かっても体験してみないと案外わからない、というのが応援したことのない側の人間の意見である。

しかし最近、ちょっとわかった気がする。それは芸人さんのラジオでのオープニングである。今までは単純に一人の芸人さんとしか見ていなかった。しかしオープニングで、簡単に言うと本当に言いたいことを遠回りに話しすぎて、失敗してしまったという場面があったのである。その時私の心の中心が「ぐぅっっ!」となったのである。この体験で「完璧なアイドルは売れない」という記事の真意を少しは理解することができた気がした。

ただそれと同時にこれができるようになってしまったら私はどう思うのかと考えた。私の場合はその芸人さんがオープニングトークを完璧にこなしてしまったときである。その場合は成長してくれてうれしい!と思うのだろうか。

こればっかりは今は分からないので、その芸人さんがオープニングトークを完璧にこなすまで応援するほかない。

(素人が失礼なことばかり言っていてごめんなさい、芸人さん)