現代人は睡眠を大切にしすぎでないだろうか

今週のお題「眠れないときにすること」

カリスマ性のあるタイトルつけてみたかったんです。

私は眠れるときも眠れないときもラジオを聞くことにしている。ラジオを聞きながら眠ると睡眠の質が落ちるということを言われるかもしれない。しかし私はかなり依存症であり、作家さんの笑い声がないと眠ろうという気すら起きないのである。

私は実家暮らしなので時間が深いとみんな寝静まっているので、あまり大きな声で笑うことができない。でもそれもまた趣があるのである。ラジオを聞きながらこそこそ笑うという自分を俯瞰してみてみると、とても幸せそうである。

受験期からこの習慣を始めたのだが、その理由は睡眠にプレッシャーがかかっていたからである。受験期ともなると寝なければ早起きできないという緊張感や、YouTubeなどで受験期は睡眠が一番大事だという動画を見て、睡眠への圧力がとてつもなくかかってしまっていたのである。

確かに睡眠というのは大切だがあまりにも大事だと思いすぎると、逆に寝れなくなってしまうのである。まるで毎日寝る前に早く寝れるかという分野の模試を受けて、毎朝判定を出されその結果に一喜一憂している感覚である。これがなかなかメンタル的に苦しいのだ。

最近とりわけ睡眠が大事だという旨の記事や動画がかなり出回っているように感じる。

「睡眠を高める方法」「睡眠が大事な理由」「東大合格者の平均睡眠時間」などさすがに人々の不安を商売にしすぎている気がする。これらを読んだ人は「これをやらなければだめだ」「このくらい寝なきゃ志望校に受からない」などと不安になってしまうと思う。受験産業と睡眠産業が手を組み始めている気がする。

「バレンタインは企業戦略だ」に近いものを感じる。結局寝なくてはだめでという不安をあおって、そこから企業が睡眠関連の商品を売り出そうというものではなかろうか、と勝手に考えている。

確かに睡眠というものは大事だなと感じる場面を経験してきたが、そこまで気負うことでもないと思う。みんな好きなように寝る前を過ごして、好きなように寝ればいいと思う。

寝る前というのは昼では何も思わないことも、急に怖くなってしまうものである。ラジオ局は賢いので我々が不安な時間である夜深い時間に、面白いラジオを提供してくれるものである。ほかにも娯楽はあるかもしれないが、目を使わないでいいというのはかなりの利点ではないだろうか。

 

 

皆負けないで!(真矢ミキより)