親友とは???

私は人並みには友達がいるので、気持ち悪い言い方だが何人かは親友と呼べる人がいる。しかし中学、高校とそれぞれの親友はいるものの卒業してしてしまうと案外連絡を取らなかったりする。だが別に疎遠になっただけで、特に仲が悪くなったわけでもないので、10年前の親友だろうとたまに思い出すことぐらいはある。

長々と恥ずかしいことばかり言っているが、何が言いたいかというと何年経とうと今でも彼らは私の中でそれなりに位の高い友達であるということである。

 

ところが最近、彼らの地位を脅かす者たちが現れた。それは偶然道で出会った中学校の時の友達、A君(適当)である。私が歩いていると軽トラに乗っていたA君は満面の笑みで私に近づいてきた。最初は久しぶりだなとしか思わなかった。というのもA君とはそこまで仲がいいというわけでもなかったので、せいぜい「好きなアーティストがMステでてる」くらいの驚きである。しかし話すにつれ、中学の時の思い出話という今ではなかなかすることのできない話をしていく。

 

その結果私の中に(あれ、こいつさては親友じゃね?)という感情が湧き出てくる。あんなに毎日お互いの家でゲームをした親友と、たまたま一日あっただけのそこそこの中であるA君が私の中で並んだのである。

 

そこで私は親友天下一武道会を開こうと思う。この大会は私の中で増えすぎた親友という枠を争う大会である。勝敗は私の評価が100%である。中学校で一番仲が良く、毎日ゲームをしていたK君。実は君の地位が危ない。なぜならK君は私のポケットモンスターホワイト2を借りパクしているからである。昔は一番の中だったが、このままでは危ないぞ!早く連絡をよこして私の評価を上げておきなさい。