教習所のストロングスタイル教官

今週のお題「サボる」

すでにブログの投稿間隔が空いてしまっていて、これもさぼっているとも言えそうではあるが、今回話したいのは教習所である。

 

春の4月から通っていて9月の中旬まで免許を取るのにかかってしまった。通ったことのある人ならこれがいかに遅いかわかるだろう。早い人だと一か月程度でとるような世界である。免許を取る過程には第一段階、第二段階(詳しくは調べてほしい)に分かれているのだが第一段階がかなり遅かった。大学に通いつつだったからというのもあるが、3か月半もかかったのである。

 

というのも、3回目の教習でめちゃくちゃ怒鳴られたのである。

「何してるんだ!」「違うだろ!」「適当なことすんな!」「下手くそ!」

こんなワード野球部以来だったので、ノック一球ごとにホームべースに集められるあの日々がフラッシュバックした。このような言葉の連続は、平成生まれよわよわメンタルを崩すには十分すぎる。

その後調べてみると、その教官はグーグルの口コミで名指しで批判されているような人物だった。この令和の時代に珍しいストロングスタイル教官である。私が運転している間にも窓から手を出したり、足を組んだりとなかなかストロングスタイル教官としての完成度が高い。今の時代でこのスタイルを貫き通しているのは、なかなかの覚悟である。

そしてこのようなことを親に話して、「俺の時代はみんなそんな人だった」といわれて

(やれやれだぜ)となるのがワンセットである。

 

そんなこともあり、疎遠になりかけたというのが事の経緯である。しかし今となっては、教習所はそんなに悪い場所ではないなと思っている。何分頭がおかしい人が多いので、教習所に行けば何かしら面白い話を作ることなど造作もない。なんだかんだ面白かったなと思った、という国語の教科書の文章みたいな終わり方で失敬。